関東から鉄道日帰り旅行記

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吉見百穴

吉見百穴

吉見百穴1

東松山駅からバスだと、鴻巣運転免許センター行で7分程度とのことだったが、本数が1時間に2~3本程度しかないのと、15時30分頃に東松山に到着して時間がなかったので東松山駅からタクシー乗車。タクシーは入口の前まで行ってくれた。
タクシー料金は980円だった。
(吉見百穴は17時まで。最終の入場は16時30分だった)

吉見百穴2

入場料400円を支払って入場。穴の数は全部で219個。古墳時代後期(6世紀~7世紀)に作られたとのこと。
はじめ、この横穴は発掘調査などから、住居用として用いられたとする見方があったようだが、考古学の発達により、この横穴は、はじめから墓であるということで結論づけられ、定説となったようだ。

「吉穴」は「ひゃくあな」と「ひゃっけつ」という2種類の読み方があようだが、地元では「ひゃくあな」と呼ばれているらしい。

場内には、山をのぼるように階段ができており、登っていくと本当に近くで穴の内部などを見学ができるようになっている。すごく興味深いものがあった。

軍需工場跡

軍需工場洞窟

昭和19年~20年に、吉見百穴と周辺の丘陵地帯に大規模な地下軍需工場が造られたという。 太平洋戦争で、日本の航空機製造工場の生産能力は壊滅的な打撃を受けた。そこで、東京都武蔵野市にあった中島飛行機は空襲から逃れるために移転するということになり、その場所がこの吉見百穴とその周辺になったということらしい。
ここに掘られた洞窟も途中までだが、中に入って見学ができるようになっていた。

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