蔵の街・栃木 その1
東武日光線の臨時快速
出発したのは大宮駅。
東武野田線の大宮8:10発に乗車。
春日部到着が8:32。
春日部発の区間急行新栃木行に乗り換え、東武動物公園で一旦ホームに下りる。
この日は3連休の中日とあり、東武動物公園始発の臨時の快速が運転されるとのことで、乗車。

区間急行新栃木行は東武日光方面へ先に発車。
始発の快速とあり、どんな車両がくるのか?どれ位のお客さんが乗ってくるのか?ワクワクしていた。
やってきたのは、かつて急行りょうもう号として利用されていた赤色の車両。
車内は、転換クロスシートになっており、座席の背もたれがきかなくなっていたり改造されていた部分はあったものの、とっても快適な車両だった。
それで、乗車していたお客さんの割合は30パーセント程度。
臨時列車であることと、東武動物公園始発ということであまり知られていないようだった。
東武の快速といえば、かつては日中時間帯に毎時1本運転されており、特急券不要の列車の中では非常にコストパフォーマンスがよかった車両だったが、いつしかのダイヤ改正によりほとんどの快速が区間快速となり、東武動物公園から先は全部各駅に停車するようになって、日光・鬼怒川所要時間が大幅に伸びてしまったという経緯があったので、とても得した気分になった。(以前の快速は終点の東武日光や、鬼怒川方面へ分岐する下今市まで快速運転を行っていたため、非常に利用価値が高かった)
臨時快速は東武動物公園駅を8:46に発車。途中の栃木で下車することになるのだが、非常に快適な走りだった。
途中南栗橋で、前を走る区間急行新栃木行きを追い越した。
大宮→栃木間は調べたところ65.8キロあるということだったが、780円という運賃で快適な臨時快速に乗って栃木まで来れたことに感謝。
また、大宮駅を8:10に出発し、栃木駅の到着が9:22ということなので、乗り換え時間を含めても、72分だったということになる。65.8キロを乗り換え時間や待ち時間含めて、72分で結ぶなんて素敵の一言。
特に東武動物公園→栃木の44.9キロを36分で結ぶ臨時快速は平均時速74.8キロになり、素敵すぎる!