関東から鉄道日帰り旅行記

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埼玉 浦和

うなぎ

満寿家

浦和駅西口を出てしばらく進むと、旧中仙道に出る。そこの交差点を左に曲がってやや進ので右側、うなぎの老舗・「満寿家」に到着。
創業明治21年らしい。浦和のうなぎは有名らしく、昔は沼があったのでこの街道を通る人におもてなしをしたのがはじまりだったとか・・・
なので、鰻屋については、この旧中仙道沿いに15店舗くらいあるようだ。現在でも浦和地区のうなぎの消費量は全国日本一とかで有名らしい。もっとも、現在はさいたま市浦和区となっているので、厳密にいえば、さいたま市になる前の旧浦和市の時の消費量なのかもしれない。

「満寿家」に入ってお品書きを見ると、うな重については確か「並」、「上」、「特上」、「坂東太郎」の4種類だった。
「坂東太郎」と見たとき、利根川のことを言っているのかと思ったが、特別なエサと手間をかけて、長年にわたり研究をかさねて出来た逸品らしい。

仕入れられない日もあるし、数に限りもあるので、食べたい時は前もって電話をしてから来てくださいというような内容だった。本日は品切れだったとのことで2950円の「特上」を注文。

「並」と「上」、「特上」はどう違うのかを店員さんに聞いたところ、肉の厚みや分量が違うとのことだった。
出されたのは3キレ。紀州備長炭で焼いたものに秘伝のタレをつけたうな重と、お吸い物がでてきた。

坂東太郎は3150円で、うな重の特上が2950円なわけだから、その差は210円でしかなかった。その差額だったら是非、「坂東太郎」を食べたかったのだが、今日はかなわなかった。「特上」のうなぎだって十分おいしすぎる。

この店はランチもやっているようだったので、 いつかそれも食べてみたいと願いつつ店を後にした。

うなぎの満寿家のホームページはこちら
http://www.unagi-masuya.com/index.htm

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