箭弓(やきゅう)稲荷神社と東松山やきとり
箭弓稲荷神社
東松山駅から歩くこと5分。箭弓稲荷神社へ行く。
9月下旬の18時頃ともなると、もう暗く写真をとることができなかった。
この神社、非常に興味深いものがいくつかあり、是非行ってお参りしたかったところ。
まず1点目は、
平安時代の中頃に下総国の城主・平忠常が謀反を起こし、安房、上総、下総の3カ国を制圧し、川越まで押し寄せてきた。朝廷は、源頼信を忠常追討の任に当たらせて
この地付近に陣を張り、野久稲荷神社に詣でて戦勝祈願をお祈りした。
その夜に白羽の矢のような形をした雲が敵陣の方へ飛んでいくのを目撃し、これは神のお告げだと確信、直ちに敵陣に攻め込んだ頼信は快勝。それにちなんで、箭弓稲荷神社と名づけられたとか・・・
2点目は、東武初代社長であり、政治家でもある根津嘉一郎がボタン園を寄贈し、神社の中にそれがあること。(でも、季節はずれだし、暗かったのでこれは見なかった)
3点目は、やきゅう神社ということで、多くのプロ野球選手が頻繁に訪れているとのこと。
東松山やきとり-元祖味噌だれの店?大松屋
東松山はやきとりが有名ということで、市内に100店舗以上もあるといわれている。
どうしてやきとりが有名なのかということを調べたところ、昭和30年代に韓国出身の大松屋(だいまつや)初代ご主人が、唐辛子入りのみそだれと焼いたかしら肉を合わせものが、広まったとのこと。
また、東松山のやきとりは、豚のカシラ肉を炭火でじっくり焼いたものをいうので鶏肉ではない。
そこで、やきとりが食べたくなって、その大松屋という店に行ってきた。
メニューは、
- かしら
- レバー
- ハツ
- タン
- P白
- キュウリ
- トマト
- キムチ
と、アルコールなどのドリンクのみ。
やきとりはどれでも1本120円。キュウリ・トマト・キムチはそれぞれ300円だった。
店に入店して、何も言わないと「かしら」だけどんどん焼いて勝手に出てくるから注意が必要。
店のおばさんからも「黙ってるとカシラだけ出てくるよ」といわれた。
平日の夜に行ってきたのだが、店内はカウンター席20席程度。客付きは6~7割程度だった。
出てきたやきとりは、大きな容器に入った味噌ダレをへらにつけて直接焼鳥に塗って食べるという独特な食べ方。結局2人で16本食べて店を後にした。