野川源流探訪 その1
甲州街道(国道20号調布警察前)~国分寺駅周辺
京王線国領駅で下車。甲州街道の方へ歩き、やがて調布警察署が見えてくる。今日の出発点はここにして、源流の国分寺にある日立製作所国分寺研究所方向をめざす。 野川は国分寺駅周辺から、二子玉川で多摩川へ合流するまでの全長20.5キロメートルであるが、前回は二子玉川~調布警察前まで歩いたので、今回で完歩しようと試みた。
途中深大寺で昼食をとり、再び野川へ戻ってひたすら歩く。
川沿いは両岸にサイクリングロード(遊歩道)が整備されていた。サイクリングロードのサイトには、よく右岸と左岸という言葉が見かけられるが、これは下流に向かって右とか左という意味合いを指すので、今回の私の場合は、左岸(上流に向かって左側)をずっと歩いたことになる。
水面は透き通ってすごくきれい。私の家の近くには、芝川や綾瀬川という一級河川が流れているが、水面など比べ物にならず、とても素敵な川だとずっと思いながら歩かせてもらった。
ところどころで、湧水が出ていた。調べたところ、これらの湧水は、大昔に多摩川の浸食によって出来上がった崖(国分寺崖線)のへりから出ているという。
サイクリングロード(遊歩道)のほかに川のすぐ横に下りる道があり、自転車でなければこちらを歩くこともできるようになっていた。